● アウトロー(原題:Jack Reacher)
監 督 :クリストファー・マッカリー
出 演 :トム・クルーズ、ロザムンド・パイク、ロバート・デュバル、
ジャンル:アクション
2012年 アメリカ
注)以下、ネタバレだらけです!
【あらすじ】
ピッツバーグで対岸からスナイパーライフルで5人を射殺する無差別殺人事件がおこります。
警察は遺留品からすぐに陸軍兵士のジェームス・バーを逮捕します。
エマーソン刑事(デビッド・オイェロウォ)と地方検事:アレックス・ロディン(リチャード・ジェンキンス)の取調べ中に、バーはメモ帳にただ「ジャック・リーチャーを呼べ」とだけ書き、しかし護送中に他の囚人から暴行を受け昏睡状態になってしまいます。
刑事と検事がどうやって正体不明のリーチャーと連絡を取るか話し合っている事務所に、テレビのニュースを見たジャック・リーチャー本人(トム・クルーズ)が現れるのです。
リーチャーは、元陸軍憲兵隊の捜査官でしたが退役して今は流れ者になっていました。
バーの弁護士:ヘレン・ロディン(ロザムンド・パイク)とリーチャーは最初はバーがやったと思っていましたが、遺留品がそろいすぎている事や、捜査中にチンピラに襲われるなど腑に落ちない事が続き疑いを抱き、ついに無差別殺人に見せかけて目的があった事をつかむのです。
しかしとうとう黒幕が牙をむき、ヘレンをさらって人質としリーチャーを誘き寄せます。
【感想】
これはアクションを散りばめたミステリー物です。
じわじわと真実に近づいてゆく過程をお楽しみ下さい。
リーチャーは必要が無ければ戦わず、頭脳で進んでゆきます、 もっとも強すぎて最後まで心配はないですけれど…。
自由を最も大切にする流れ者のリーチャーは、事件を自分なりの方法で片付けて去ってゆきます。
トム・クルーズ、リチャード・ジェンキンス、デビッド・オイェロウォ、ロザムンド・パイク。
ロザムンド・パイクは大きく開いた青みがかった目が目立ちすぎ!
さすがにトム・クルーズの作品で、その中でも当たりのほうでしょう。
M.I 等話を広げすぎのもありますが、これはもっとリアルです。
ジャック・リーチャーは2016年に続編が出ていますが、ちょっと趣向が代わって今度の相手は国家権力に巣くう悪人で、そこにもしかしたらリーチャーの実の娘(?)という少女が絡みます。
関連作品:ホワイトハウス・ダウン … リチャード・ジェンキンス 出演
クレイジーハート … ロバート・デュバル 出演
ウォルター少年と夏の休日 … ロバート・デュバル 出演
宇宙戦争 … トム・クルーズ 出演
2018.10. ................ 傑作映画館の目次ページへ